ソニーは米国時間11月15日深夜、新型ゲーム機「PlayStation 4」(PS4)を北米で発売した。各地で、次世代コンソールを手にしようと集まったゲームプレイヤーたちの長い行列ができた。
1台(または数台の)の新型機を手に入れるとともに、ソニーの無料提供品を得ようと、数百人のPlayStationファンが肌寒い天気をものともせず、ニーヨークのスタンダードハイラインホテル前に数時間にわたり列に並んだ。ただし、この日の夜、ソニーが提供予定だった新型機の台数はわずか444台だったことから、手に入れられずがっかりしたファンも一部いたことだろう。
北米でPS4を1番最初に手に入れた、ブルックリン在住のJoey Chiuさんは、米CNETのJeff Bakalar記者に対し、20時間列に並んで待ったと語った。Chiuさんは手にしたばかりの新型機を報道陣に見せてポーズをとった後、そのエクスペリエンスのすべてに度肝を抜かれたと話した。
一方、サンフランシスコのマーケットストリートにあるGameStop前でも、ソニーが無料提供する数台のうちの1台をゲットしようと数百人が列を作った。ある人は進んで長時間列に並んでいる理由について尋ねられると、新しいゲームタイトルにわくわくしていると答え、ほかにもブランドに対するこだわりが要因になっていると明かした。ニューヨークの行列に並んだ人の中には、思い出せる限りでさまざまなPlayStationシリーズをプレイした経験を語ってくれた人もいた。
PlayStation 4はソニーのPlayStation 3の後継機として長く登場が待たれていた。PlayStation 3の発売は2006年にまで遡る。PS4の価格は400ドルで、8GバイトのDDR5 RAM、低消費電力x86-64の「Jaguar」8コアを搭載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス