北極のオーロラは地磁気北極を中心とした丸い帯状に発生する。この形はオーロラオーバルとも呼ばれる。それは大気が地球を太陽起源の粒子から守った結果だ。大気がなければ、太陽粒子は地球を居住不可能な場所にしてしまう。太陽粒子は地磁気極に向かって降下する途中で、地球の大気によって止められる。この大気が、そうした危険な粒子を防ぐシールドとして有効に働く。太陽粒子が地球大気によって止められると、大気に含まれる気体との衝突が起こり、太陽粒子と気体分子の間に発生した衝突エネルギーが光子(光の粒子)として放出される。そうした衝突が数多く起こった場合に、オーロラが発生する。その光は、空全体を動くように見えることもある。 この写真は、グリーンランドのカンゲルルススアークの空に光るオーロラ・ボレアリスだ。
提供: Getty Images
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす業務生産性の向上への意外な効果
CNET Japan(Facebook窓)