米国の宇宙飛行士Scott Kelly氏とロシアの宇宙飛行士Mikhail Kornienko氏は現在、国際宇宙ステーション(ISS)で丸1年を過ごすための準備をしている。これは長期宇宙滞在が人間に与える影響について、米航空宇宙局(NASA)がより深い洞察を得るために行われるものであり、同時に今後数十年間のうちに行われる火星探査の下準備をするためのものだ。
2015年に開始される予定の1年にわたるISS滞在ミッションでは、閉鎖された空間に暮らすという課題がKelly氏とKornienko氏に突きつけられることになる。食事や睡眠、エクササイズ、気晴らしといったことを、高度に技術的かつ窮屈な環境で行うことになる。
それはどのような生活になるのだろうか。このフォトギャラリーでは、以前に撮影された、宇宙空間での生活の様子を見返すことで、それを考えてみたい。
この写真では、宇宙飛行士のYury Usachev氏が、ISSの「Zvezda」サービスモジュール内のキッチンのような一角で食べ物を手にとっている。2001年7月16日撮影。
提供: NASA