「Nexus 5」は、修理の容易さでiFixitから高評価を得た。
iFixitが新しいNexusの内部を探索したところ、分解のステップの大半が比較的容易であることが明らかになった。筐体の両パネルは接着剤ではなくプラスチックのクリップで留めてあり、そのため取り外しははるかに簡単だった。残念なことにケースの底の部分には接着剤が使われていたが、iFixitの優れたツールですぐに取り除かれた。
Wi-Fi、MIMO、GPSのアンテナは混同を防ぐため丁寧にラベルが付けられていた。バッテリは適量の接着剤で固定されている。スピーカも最小限の手間で取り出せる。iFixitが再び自前のツールを使ってマザーボードを持ち上げると、近距離無線通信(NFC)技術を制御するBroadcomのコントローラがようやく露わになった。
受話用スピーカー、ヘッドホンジャック、前面カメラを取り除いたところで、難局に遭遇した。正面フレームと液晶画面とガラスは一体化されており、画面にひびが入れば困ったことになる。
修理のしやすさの最終的な評価は、10点満点中の8点だった(10点が最も直しやすい)。
iFixitは、Nexus 5のモジュール式内部設計、部品を固定するための適度な接着剤の使用、また標準化されたネジを評価した。前面の部品が一体化されていることだけが難点とされており、このことは「割れたガラスを修理するのは、高価または非常に困難のいずれかとなる」ことを意味している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」