「Windows 8.1」は、米国時間10月17日の公式リリース以来、順調にユーザー数を伸ばしている。
ウェブ調査会社Net Applicationsの調査によると、「Windows」の最新バージョンであるWindows 8.1は、10月におけるデスクトップOSのトラフィック全体の1.72%を占めた。この数は、9月の0.87%および8月の0.24%を上回っている。
Windows 8.1は6月にプレビュー版として登場し、10月に正式リリースを迎えた。「Windows 8」ユーザーは無料でアップグレードできるため、増加したトラフィックの大部分は、アップグレードユーザーによるものと思われる。
一方、Windows 8がデスクトップOSトラフィックに占めるシェアは7.53%で、9月の8.02%から減少している。これは、同OSがNet Applicationsの統計に登場してから初めての下落だ。
「Windows 7」は46.4%のシェアで首位を堅持し、「Windows XP」は31.2%のシェアで2番手だった。XPは登場からかなりの年月が経っているにもかかわらず上位を維持しているが、トラフィックのシェアは少しずつ減少している。Microsoftは、XPのサポートを2014年4月で終了する予定だ。
モバイルOSでは、「iOS」が引き続き優勢で、トラフィックのシェアを9月の53.6%から55.3%に拡大した。「Android」は29.4%から30.5%へとシェアを徐々に増やしている。夏にシェアを順調に増やしていた「BlackBerry OS」は、9月の3.2%から2.5%へとシェアを落とし、支持を失っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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