レノボは、家電見本市「IFA」に出展するノートPC、タブレットなど新製品として、新しいPCシリーズと、人気の高いハイブリッド端末「Yoga」の大幅に刷新されたバージョンを発表した。また、7インチの「Android」搭載タブレット「S5000」や5インチのスマートフォン「Vibe X」も新たに発表した。どちらも非常に軽量であるという。
「IdeaPad Flex」シリーズは、Yogaのように完全に折りたたんでタブレット型にすることはできない。どちらかといえばノートPCに近いが、柔軟性があり、画面を背面側に300度折り曲げて、キオスクモードと呼ばれる形状にすることができる。つまり、画面はキーボードやタッチパッドから離れて、ノートPCの背面から付き出した形になる。14インチ版と15インチ版が提供される。
HPの「Rove 20」やソニーの初代「VAIO Tap 20」(ともに約5.4kg)といったこれまでのテーブルトップPCとは異なり、899ドルのFlex 20の重さは8ポンド(3.6kg)強である。その重さは、ソニーが発表したばかりの21インチの「Tap 21」とほぼ同じで、Dellの優れた超薄型PCである18インチの「XPS 18」よりも少しだけ重い。
初代版の人気が非常に高かったが、今回発表されたYoga 2 Proは、13.3インチ、ネイティブ解像度3200×1800ピクセルの超高解像度ディスプレイを目玉にしている。これによってYoga 2は、東芝の「Kirabook」、Retina対応の「MacBook Pro」、「Chromebook Pixel」、サムスンの「ATIV Book 9 Plus」などの製品と同じカテゴリに属することになる。
レノボは、多くのユーザーが大いに喜ぶであろう新たな仕組みをYogaに加えた。「ThinkPad」ブランドのこの新しいモデルは、キーボードと筐体が巧妙に設計されており、背面側に折りたたんでタブレットモードにした場合にキーボードを本体に格納することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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