このほかにも、Yogaのように360度ではないが、閉じた状態から300度開いた位置で固定できる「スタンドモード」を備えたノートPC Flex 14(市場想定価格:10万6800円~)と、家族、友人などでPCのモニタを囲んで、写真や動画、ゲームなどを楽しめるテーブルPC Flex 20(市場想定価格:12万4800円)を発表した。
Flex 14は、最新のインテルCore i5-4200U プロセッサを搭載した「59387116」とCore i3-4010U プロセッサを搭載した「59387121」がラインアップする。いずれもOSはWindows 8で、14.0型 HD液晶(1366×768)、ストレージはSSHD(500Gバイト+16Gバイト)。重さは約2kgで、バッテリ時間は59387116が約8.1時間で、59387121が約8.6時間だ。
Flex 20は19.5型 ワイドLED液晶(1600×900)を搭載し、内蔵バッテリによりリビングなどで大きなタブレットとして使用できるのが特長。最大約4時間のバッテリ駆動が可能という。OSは、Windows 8.1。フラットになる「テーブルモード」と通常のデスクトップPCとしても使用できる「スタンドモード」を備える。
今回の発表の一部は、ロサンゼルスからライブ中継が行われた。
Lenovo Senior Vice President and Chief Marketing OfficerのDavid Roman氏は、最近のPCやタブレットの動向について、「一番多くを売り上げたのは、PCでなくスマートフォンとタブレットだった。これはPCの使われ方が変わってきていることを意味している」と語った。
また、「これだけ世の中変わってきているのに、なにひとつ変わらないデバイスがある。それはタブレット。これだけ同じものが流通する中、変化が起こせるのはLenovoのような会社。でも個人の力も必要で、情熱的なイノベーションで世界を変えたいという人、常識を覆してやろうという人を見付け、実際にプロダクトエンジニアとして採用してしまった」──とし、映画俳優のアシュトン・カッチャー氏を、Lenovoのブランドアンバサダーとして起用したことを発表した。
日本では、11月1日から公開される故Steve Jobs氏の伝記映画「スティーブ・ジョブズ(原題:JOBS)」でジョブズ氏を演じたことでも知られる。
単にCMなどに出演するだけでなく、レノボ・グローバルとのパートナーシップの締結により、プロダクトエンジニアとして新製品の開発からマーケティングに携わるという。
なお、日本においては、2013年からPCの販売台数は下げ止まり、徐々に回復傾向にあることからPC市場は維持し続けると見る。「今後はタブレットの市場もPCと同じぐらい注力していく」(コンシューマ製品事業部 製品統括 兼 ノートブック製品担当部長の櫛田弘之氏)と語った。
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