Microsoftは米国時間10月22日、「Windows RT 8.1」の修正版を「Windows Store」に戻してダウンロード提供を再開した。
同社は19日、インストール上の問題を理由に、Windows StoreからWindows RT 8.1のアップデートを削除していた。
Microsoftは同日、Windows RT 8.1の状況について新たに声明を出した。同社の広報担当者は筆者に以下のコメントを寄せた。
これは、RT 8.1へのアップデート時にファームウェアの更新が完了していなかったというまれな状況に起因していた。多くの場合、顧客がこうした問題に遭遇した時は、もう一度再起動するだけで済んだ。だが、ごく小さな割合で、ブート構成データが影響を受けたため、適切に再起動できなくなった。われわれは直ちにこの問題の解決に取り組み、現在では顧客に「Surface RT」デバイスのアップデートを推奨している。「Surface Pro」と「(Windows)8.1」の顧客は、この問題の影響を受けなかった。
以前発表したように、インストールに問題があったSurface RT顧客向けに、当社サイトでリカバリーソリューションのダウンロードを提供している。われわれは、この件で不便をかけたことをお詫びする。当社のソフトウェアや機器で問題が起きた場合、われわれはすべての顧客に対して質の高い体験を保証するため直ちに措置を講じている。今回の場合、影響を受けた顧客の数が非常に限られていたにもかかわらず、これがわれわれを動かす優先事項であった。われわれは、自身のSurface RT端末を共有してくれた顧客たちに感謝したい。彼らは、根本的原因を迅速に特定する当社の取り組みを支援してくれた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果