博報堂プロダクツとIN VOGUEは10月18日、カスタマイズ型O2Oアプリプラットフォーム「CROSSH(クロッシュ)」の共同開発を発表した。10月16日よりサービスを開始している。
CROSSHは、O2Oアプリに必要とされる基本機能をパッケージ化した。登録済みの店舗情報を検索し、ユーザーの現在地から店舗までの導線が分かる「店舗情報管理」、施策に応じて必要な会員属性を登録、管理、集計することができる「会員情報管理」のほか、「キャンペーン管理」「プッシュ通知」「メール配信」などの機能を搭載している。
必要に応じて、電子チラシやクーポン配信、スタンプラリー、ソーシャルメディア連携、ゲーム、チェックイン、リーダ/ライターなどの機能を、オプションとして搭載することも可能だ。
さらに、スーパーやスーパーマーケット、ドラッグストの約500店舗の商品データを使って、プロモーションと購買の関係を分析する「PROMOTION POS-DAS」、ソーシャルメディア上の評判や博報堂の分析データ、企業からの購買データなどと連動。CROSSHで開発したO2Oアプリの効果を検証して、改善につなげることが可能であるとしている。
博報堂プロダクツは、博報堂グループの総合制作事業会社。今回の開発はダイレクトマーケティング事業本部が担当している。一方のIN VOGUEは、ウェブコンテンツやアプリケーション制作を手掛ける会社。
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