RICはこの世界初の思考制御型バイオニック義足について、アルゴリズムを開発し研究を進めた。一方RICバイオニックチームが研究し、ボランティアのZac Vawter氏が使用した実際のハードウェアは、ヴァンダービルト大学が7年半の歳月をかけて設計したものだ。
RICは、負傷した退役軍人の生活向上のために義肢の開発を促進する取り組みとして米陸軍から800万ドルの助成金を受け取り、Vawter氏による治験と、バイオニック義足のソフトウェアおよびハードウェアの改良を始めることができた。RICチームは今後3年から5年のうちに、このデバイスを家庭でテストする予定だとしている。
提供: Rehabilitation Institute of Chicago