中高生の4人に1人が母親と「LINE」--英会話Gabaが調査

 マンツーマン英会話スクールのGabaは10月8日、全国の中高生に実施した「中高生の日常生活と勉強に関する調査」の結果を発表した。それによると、携帯電話を所有する中高生の4人に3人がスマートフォンを利用し、4人に1人が母親とのコミュニケーションに「LINE」を使っていることが分かった。

  • モバイル機器の所有状況(単一回答)

 まず、全回答者が所有する携帯電話について調べたところ、スマートフォンが75.6%、フィーチャーフォンが38.3%となり、中高生の4人に3人がスマートフォンを利用していることが分かった。学年別にみると、中学生の77.6%、高校1年生の86.8%、高校2年生の73.2%、高校3年生の64.8%がスマートフォンを所有している。なお、タブレットは15.2%、電子書籍リーダーは3.7%だった。

 1日の時間の使い方については、ネット利用が平均164分(2時間44分)、フィーチャーフォンやスマートフォンのゲームが平均105分(1時間45分)、テレビ視聴が平均128分(2時間8分)となった。男女別にみると、ネット利用に割いている1日の平均時間は、女子が平均184分(3時間4分)で男子と比べ41分長くなったが、モバイルゲームでは男子が平均127分(2時間7分)で女子より44分長くなった。

 続いて、家族や友人とのコミュニケーションについて。まず親と携帯電話の通話やメールでコミュニケーションしている比率を見ると、対父親が54.7%、対母親が68.7%となった。また無料メッセージ・通話アプリ「LINE」を使ったコミュニケーションも対父親が15.6%、対母親が23.7%となり、約4人に1人が母親とLINEをしていることが分かった。

コミュニケーション方法(複数回答) コミュニケーション方法(複数回答)
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 友達や異性とのコミュニケーションでは、LINEを使う比率が対友だちで79.8%、対異性で62.3%となり、携帯電話での通話やメール(対友だち71.5%、対異性41.8%)よりも高い結果となった。そのほか、「Twitter・ダイレクトメッセージ」(対友だち24.5%、対異性13.3%)や「Skype」(対友だち15.1%、対異性5.9%)、「Facebook・メッセージ」(対友だち7.7%、対異性3.9%)といった回答もみられた。

 調査対象は、ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を中心とした、全国の中高生1000人。内訳は中学生が男女各125人、高校1~3年生が男女各125人となる。9月4~9日の6日間で調査を行った。

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