新しい報道によると、Appleの「iOS 7」は米国の一部学校においてさらなる頭痛の種になっているという。
米国時間10月3日、複数の教育長がAllThingsDに明かしたところによると、iOS 7へのアップデート後に彼らの管理下にある「iPad」からフィルターが削除されてしまい、生徒たちが不適切なコンテンツにアクセスできる状態になったという。
教育長らによると、彼らが自らの学区に配備したiPadには管理プロファイルがインストールされており、生徒たちがそれらのタブレットからアクセスできるコンテンツに制限を設けることが可能なっていたという。管理プロファイルは「iOS 6」で、好ましくないコンテンツをフィルターでブロックしていたが、iOS 7では、それらのプロファイルが完全に失われてしまった。各学校はデバイスを初期状態に戻して、最初からやり直すことを余儀なくされた。
Appleはこのバグの存在を認めており、おそらくリモートデバイス管理機能を利用していると思われるビジネスユーザーの間でも、同バグを確認していると述べた。同社は、修正を10月中に提供することを約束している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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