Appleが2カ月前にケーブルテレビ会社の元幹部を採用していたことが、この人物のLinkedInページで明らかになった。
この人物はJean-Francois Mule氏で、Appleのエンジニアリングディレクターとして雇われたことを自身のLinkedInページで報告している(閲覧には登録が必要)。Appleのほかの従業員と同じように、Mule氏はAppleでの職務について明らかにしていない。しかし、自身のページで「新たな課題に挑み、刺激を受け、何か大きなことに関わっている」と述べており、メディアの関心をかき立てている。
当然ながら、「何か大きなこと」の内容をめぐって、ウェブ上は騒然としている。AppleがMule氏を雇い入れたのは、同社が取り組んでいるとされる、かねてからうわさのテレビ製品を実現するためだろうか。あるいは、家庭に向けたケーブルテレビの配信形態を再構想するため、Mule氏の力を借りているのではないかといった意見もあり、さまざまな推測が飛び交う状況だ。
Mule氏はAppleに入社する前、非営利組織のCableLabsでシニアバイスプレジデントを務めていた。同氏は前職でアプリを含む新しいテレビ技術の開発に取り組んでおり、これらの技術はいずれ市販製品に搭載することを視野に入れたものだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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