Microsoftが同社の「Surface」タブレットの「小型版」を1機種、あるいは複数機種、市場に投入するといううわさが広がっているが、同社からの公式な発表はまだなされていない。
筆者の情報筋の1人であり、Microsoftのロードマップについてこれまで確かな情報をもたらしてくれている人物によると、Surface Miniは市場への投入が確定しているものの、2013年中の発売はないという。この人物は、同社がSurface Miniをおそらく2014年の早い時期に発売するだろうと述べている。その理由は、Surface Miniには「Windows 8.1」のアップデート(開発コード名:「Spring 2014 GDR」)があらかじめ搭載される予定だからだという(なおGDRは、「Windows Phone」について詳しい方であればご存じのように、「General Distribution Release」の略である。Microsoftは「Windows Phone 8」用の3つ目のGDRを仕上げているところだ。GDR3では1080pのサポートが追加されるとともに、5インチ、あるいは6インチのデバイス上でWindows Phone OSを動作させることができるようになる)。
筆者の情報筋によると、Windows 8.1向けのSpring 2014 GDRは、Windows Phone「Blue」(出荷時の名称がWindows Phone 8.1になるかどうかはまだ分からない)と歩調を合わせることになるという。Windows Phone Blueは、最終的にどのような名称になるかに関係なく、2012年秋のWindows Phone 8のリリース以来、初の「メジャーアップデート」となる。
もしも、デバイスの垣根を越えてOSを開発するという、Microsoftの新部門がこうしたことを成し遂げられれば、同社はWindows 8.1向けのSpring 2014 GDRと、Windows Phone Blue、そしてSurface Miniを2014年春のほぼ同時期にリリースすることになるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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