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「iPhone 5s」レビュー--指紋認証センサ、刷新されたカメラなど紹介(前編) - (page 6)

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2013年09月26日 07時30分
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 子供の写真は、拡大時のピンぼけが緩和された。iPhone 5では、スマートフォンの画面で見ている時には十分よいものに見えるが、「Apple TV」経由で59インチディスプレイに映すと今ひとつになるという問題がよく起こった。これらの写真の品質は改善されているし、その改善の程度も一貫している。

 Appleは、これを、iPhone 5sのA7プロセッサに搭載されている、画像信号処理プロセッサ(ISP)の恩恵だとしている。確かに、オートフォーカスは高速になり、撮影も速くなり、全体的にピンぼけも減った。一般的なユーザーの手ぶれが非常に大きいことを考えると、これは必要な改善だったと言えるだろう。

提供:Scott Stein/CNET
近所の花壇の写真
提供:Scott Stein/CNET

 Appleは組み込みのLEDフラッシュにも大きな変更を施しており、サイズを2倍にしたのに加え、撮影環境を検知し、白と黄色のLEDの組み合わせにより、適切なフラッシュのトーンを生み出す、「True Tone」フラッシュを実現している。

 これは野心的な取り組みだが、実際にiPhone 5のフラッシュを使った写真よりも良くなっており、色も暖かい。筆者は可能な限りスマートフォンでフラッシュを使うのを避けることにしているのだが、今回の改良で意見を変えるかもしれない。

提供:Sarah Tew/CNET
提供:Sarah Tew/CNET

 1080pの動画撮影にも、手ぶれ補正の強化、iOS 7によるデジタル3倍ズーム、そしてカメラアプリの中から有効にすることで使える、スローモーション録画モードが追加された。iPhoneは720pの動画を毎秒120フレームで録画しており、あとからスローモーション効果を適用して、毎秒30フレームで再生することができる。

 スローモーションの開始時点と停止時点は、動画クリップの編集と同じように、指で調整できる。その見た目も素晴らしいが、スロー再生された動画には、音声トラックも付いている。また、その動画を「iMovie」(今では無料アプリになった)で編集することも可能だ。この種の超高速撮影が可能になると、スケートボード選手のヘルメットの上や、スカイダイビングの装備として使用されている「GoPro」カメラの代わりに使われるようになっていくかもしれない。


 では、さらによいカメラを搭載しているハイエンドスマートフォンとは、どのくらい戦えるのだろうか?iPhone 5sは物理的なピクセル数こそ劣っているが、この撮影速度と品質のバランスを打ち破るのは容易なことではない。スローモーション録画機能の追加は、ちょっとしたこととだが、非常にうまく動作するし、改良されたフラッシュ技術も素晴らしい。しかし、全体として言えば、最高の結果を生み出しているのは、iPhone 5sの処理速度と、統合されたハードウェアとソフトウェアの組み合わせだ。このカメラは、ピクセル数こそ増えていないものの、iPhone 5sの目玉だとえいる。ただし、昨年のiPhone 5sのカメラと比べて、劇的に良くなったとまでは感じられない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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