NHKは9月24日、放送通信連携サービス「NHK Hybridcast」とソチ五輪において、新サービスを実施するため、総務省へ認可申請したと発表した。NHK Hybridcastの新サービスとして実施検討しているのは、
- 時差再生:放送中の番組について、さかのぼって視聴することのできる映像を、インターネットを通じて提供。
- マルチビュー:放送中の番組進行に合わせて、複数のカメラからの映像をインターネットを通じて提供。
- ハイライト視聴:当該放送番組とその編集上に必要な資料により構成される動画クリップを、番組終了前にインターネットを通じて提供。
- 番組参加:番組への視聴者の参加や意見の投稿を得ることを目的としたコンテンツをインターネットを通じて提供。
- 番組関連情報:番組の進行に合わせて、視聴者の番組内容に対する興味、関心に答えることを目的とした、放送番組の内容に関連する文字、図形、データなどによるコンテンツをインターネットを通じて提供。
- アーカイブス動画クリップ:放送中の番組を契機としたリコメンド機能や検索機能を活用して、過去に放送した番組の動画クリップなどをインターネットを通じて提供。
の6項目になる。
加えて、ソチ五輪におけるライブストリーミングサービスも検討しており、生中継の映像をPC向けに提供するとしている。NHKでは、総務大臣の認可が得られ次第、これらサービスを順次スタートしていく予定だ。