テキサス州フォートワース発--当地のテキサス工場を運営する委託製造業者Flextronicsの最高経営責任者(CEO)のMike McNamara氏によると、Motorolaはカスタマイズ可能な「Android」携帯電話「Moto X」を同工場で毎週10万台製造しているという。
米国時間9月10日に行われた同工場の正式な開業式で、McNamara氏は報道陣と従業員、さらにGoogle会長のEric Schmidt氏やテキサス州知事のRick Perry氏を含む来賓で構成される観衆に対し、Moto Xの製造は同工場で8月6日から本格的に開始され、今では1週間の製造台数が10万台まで増えていると述べた。
Moto Xは米国で製造される初めてのスマートフォンだ、とMotorolaは主張する。同社は8月、同スマートフォンの受注を開始し、米国の顧客が注文した場合、わずか4日で受注と製造、発送を完了すると約束した。Moto Xはオンラインや一部の通信キャリアストアのキオスクでカスタマイズすることが可能だ。
筆者は同イベントの終了後、McNamara氏と話をし、フォートワースの工場でこれまでに製造されたMoto Xの正確な台数を尋ねた(同工場は、何年も前にNokiaの携帯電話の製造に使われたスペースに2000人以上を雇っている)。同氏によると、同工場は8月6日の本格的な製造開始後、すぐに増産に転じ、わずか3週間で、1週間の製造台数が10万台に達したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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