Facebookは、ニュース報道における同社の存在感を高めたいと考えている。そして、Twitterのやり方を真似ることでそれを実現しようとしている。
Facebookは米国時間9月9日、CNNやSlateを含む「厳選された」報道機関を対象に新しい機能を提供開始したと発表した。この機能により、報道機関はある出来事に関連したFacebookアクティビティに対するリアルタイムな洞察を発信することができるようになる。報道機関は、Facebook上で公開されているFacebookユーザーのコメントを発信することも可能だ。
Twitterは数年前から、特定のイベントや話題について一般大衆の意見を知るための場所となることを目指してきた。テレビ番組や報道局など、あらゆるコンテンツ配信機関が、話題に関するツイートやトレンドなどの主要な情報の提供に、Twitterのデータを利用している。
Facebookは9日、同社の取り組みを後押しする情報として、テレビで視聴した内容に対して同サイトのユーザーがどのように反応するかを示すデータを一部発表した。米国在住の8800万〜1億人のFacebookユーザーが、午後8時〜11時のテレビ番組のゴールデンタイムに同社サービスにログインしていると同社は述べた。
Facebookは現在、リアルタイム追跡機能を提供開始している。今後、他の報道機関との提携を計画している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス