Facebook、リアルタイム追跡機能を一部報道機関に提供開始

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年09月10日 08時34分

 Facebookは、ニュース報道における同社の存在感を高めたいと考えている。そして、Twitterのやり方を真似ることでそれを実現しようとしている。

 Facebookは米国時間9月9日、CNNやSlateを含む「厳選された」報道機関を対象に新しい機能を提供開始したと発表した。この機能により、報道機関はある出来事に関連したFacebookアクティビティに対するリアルタイムな洞察を発信することができるようになる。報道機関は、Facebook上で公開されているFacebookユーザーのコメントを発信することも可能だ。

 Twitterは数年前から、特定のイベントや話題について一般大衆の意見を知るための場所となることを目指してきた。テレビ番組や報道局など、あらゆるコンテンツ配信機関が、話題に関するツイートやトレンドなどの主要な情報の提供に、Twitterのデータを利用している。

 Facebookは9日、同社の取り組みを後押しする情報として、テレビで視聴した内容に対して同サイトのユーザーがどのように反応するかを示すデータを一部発表した。米国在住の8800万〜1億人のFacebookユーザーが、午後8時〜11時のテレビ番組のゴールデンタイムに同社サービスにログインしていると同社は述べた。

 Facebookは現在、リアルタイム追跡機能を提供開始している。今後、他の報道機関との提携を計画している。

提供:Facebook
提供:Facebook

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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