米連邦通信委員会(FCC)のサイトで「Nexus」ブランドの次のスマートフォンが発見されたようだ。
FCCのドキュメントから見つかったのは「LG D820」と書かれた製品だ。これはGoogleが、「Nexus 4」後継機のメーカーにLGを選んだことを示唆する。Nexus 4を製造したのもLGだ。
FCCのデータベースにあった詳細には、4.96インチのディスプレイと「Qualcomm Snapdragon 800」シリーズのプロセッサとある。さらに見ていくと、D820では「aosp_hammerhead-userdebugKyeLimePieFACTORYeng.sangjoon84.lee.20130618.015154」というバージョンのソフトウェアが動いていることがわかる。
「Kye」は「Key」とすべきところだろうが、つづりの間違いはともかくとして、「Key Lime Pie」の文字からすると、このデバイスではAndroidの最新ビルドが動いているに違いない。現在では正式名称が「Android 4.4 KitKat」となった同バージョンだが、このデバイスは、チョコレート菓子の名前を冠したバージョンとともに最初に登場するスマートフォンになることが期待でき、このやり方はGoogleによるNexusリリースと完全に一致する。
注目すべき点がもう1つある。D820は7バンドLTEに対応しているらしく、AT&T、Sprint、T-Mobileで使えるかもしれない。CDMA/EV-DO Rev.A、ペンタバンドDC-HSPA+、クアッドバンドGSM/EDGEとあるのを考え合わせれば、この謎めいたデバイスが次のNexusだという論拠はさらに強まる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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