物言う投資家であるCarl Icahn氏がAppleに狙いをつけている。
Icahn氏は米国時間8月13日、自身の投資グループが「Appleにおいて大きなポジション」を保有しており、同社は「著しく過小評価されている」と同氏が考えていることをTwitterへの投稿で明かした。
また、Icahn氏は、Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏との間で「良好な会話」を持ったとも述べ、その中で、同社が現行計画以上のさらなる自社株買いを実施するべきだと主張したことも明かした。2015年末まで実施予定の現行計画では、600億ドルの自社株買いが予定されている。
We currently have a large position in APPLE. We believe the company to be extremely undervalued. Spoke to Tim Cook today. More to come.
— Carl Icahn (@Carl_C_Icahn) August 13, 2013
Had a nice conversation with Tim Cook today. Discussed my opinion that a larger buyback should be done now. We plan to speak again shortly.
— Carl Icahn (@Carl_C_Icahn) August 13, 2013
これまでのところ、Icahn氏が同社に対して実際にどれだけのポジションを保有しているかという情報はない。
AppleはAllThingsD宛ての声明で、「当社のすべての株主による関心と投資」に感謝しており、「Tim(Cook氏)は13日、Icahn氏と非常に前向きな会話を持った」と述べた。
Icahn氏が関心を持った企業にこれまでいかに関与してきたかを考えると、今回の投資は注目に値する。同氏はこれまでに、米Yahoo、Motorola、Time Warner、Blockbuster、ImClone Systemsなどの企業に対し、委任状争奪戦を起こしたか、起こすと脅したことがある。Netflixもターゲットになるところだった。最近ターゲットとなったのはDellで、Icahn氏はDellの株式非公開化を阻止するために、同社とその取締役会を提訴した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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