物言う投資家Carl Icahn氏は米国時間8月1日、Dellの創設者Michael Dell氏による同社株式の非公開化を阻止する新たな動きとして、Dellおよび同社取締役会を提訴した。
この訴訟は、デラウェア州の衡平法裁判所に提訴されたもので、Dellが2日に予定されている会合を延期しないよう求めている。この会合では、Dell氏とパートナーの投資会社Silver LakeによるDellの買収と非公開化の提案をめぐり、株主投票が予定されている。米国太平洋時間7月2日午前7時に予定されている投票は、これまでに2度延期されている。
この日の提出書類によると、今回の訴訟は、投票資格を得るための株式購入期限となる基準日をDellが変更しないようにすることも求めている。また、Icahn氏は、Michael Dell氏とパートナーらが買収提案を発表した2013年2月5日以降に取得したDell株式について投票を認めないよう要求している。
米CNETはDellにコメントを求めているが、本稿執筆時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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