主な生産工程が終わると、Abramsは「Test and Accept(検査と受け入れ)」という別の建物に運ばれる。この建物で、同戦車はGDLSの職員による1200項目の検査を受ける。これには戦車を30マイル(約48.28km)ほど走行させる検査もある。この工程にはさまざまな手順があり、小さな部品の欠落がないかどうかを確認し、欠落している場合はその場で取り付けるといった小さな手順から、丸2日間を要することもある手順までが含まれる。
GDLSによる検査の完了後は、米政府機関のDCMAが現場を引き継ぎ、同機関の品質保証検査官が約600~700のチェック項目に及ぶ独自の検査を行う。DCMAが問題はないと判断したら、Abrams戦車は次の段階へ進む。
通常、検査と受け入れの工程は生産工程よりも長い時間を要する。
提供: Daniel Terdiman/CNET