Amazonはソーシャルネットワークの「Pinterest」からいくつかのヒントを得ているようだ。Amazonは米国時間8月1日、「Amazon Collections」と呼ばれる機能を米サイトでリリースした。同機能を利用すると、ほしい物リストをさまざまなカテゴリに分類することができる。
Collectionsはショッピングを重視しているが、そのルックアンドフィールはPinterest風だ。ユーザーがウェブで見つけたさまざまなアイテムの画像を「ピン」で止めて分類できるPinterestと同様、Collectionsもほかのユーザーをフォローしたり、画像をさまざまなリストに追加したりできる機能を提供する。
Amazonのサイトには、「Collectionsは、好きな物やほしい物、おすすめの物を集めて共有する機能をユーザーに提供する。Collectionを作成して、自分のユニークなスタイルを紹介したり、ほかのユーザーがAmazonでCollect(収集)した物を閲覧したりしてほしい」と書かれている。
Collectionsにはデフォルトで3つのカテゴリ(「My Style(自分のスタイル)」「Want List(ほしい物リスト)」「Possibilities(可能性のある物)」)が用意されているが、これ以外にもユーザー自身でカテゴリを作成することもできる。さらに、デフォルトで「Books(書籍)」「Movies(映画)」「Music(音楽)」「Men's Fashion(男性ファッション)」「Women's Fashion(女性ファッション)」「 Featured(特集)」のリストも用意されている。
ユーザーはAmazonのウェブサイトを閲覧しながら、特定のアイテムの画像を保存することができる。この機能のおかげで、後で価格や商品の詳細を調べるために、そのアイテムを再度参照することが容易になる。Collectionsは、Pinterestと同様に、自分と似た趣味や関心を持つ人々をフォローできる機能も提供する。
現時点では、Collectionsはテスト段階にある。そのため、同機能がAmazonのサイトでどれだけの期間提供されるのかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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