設定なんてしたくない--簡単操作を追求したお天気アプリ「らくらくウェザーニュース」

坂本純子 (編集部)2013年07月23日 18時21分
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 スマートフォン向け気象情報アプリ「ウェザーニュースタッチ」などを提供しているウェザーニューズ。新たにシニア層をターゲットにしたアプリ「らくらくウェザーニュース」をリリースした。Android版iOS版がある。

起動時の画面
起動時の画面

 月額250円のサービスで、お試し期間として10日間は無料だ。気象情報ほか、ゴルフ場のピンポイント天気予報、雨雲の接近や地震・津波情報を即座にお知らせする“通知サービス”などがある。

 らくらくウェザーニュースは、見やすさ・使いやすさを特徴とする。天気予報は「晴れ」「雨」と大きな文字で分かりやすく書かれており、背景はその時の天気に合った写真だ。ユーザーによる投稿写真から選んだものだという。らくらくスマートフォンの待受画面を彷彿させる大きな文字と画面いっぱいの情報は、これまでウェザーニュースタッチを使ってきたユーザーなら、驚くシンプルさだ。今、なぜシニア向けアプリなのか。

「天気の世界を変えてやろう」--最先端がもたらした機能の複雑化

 ウェザーニューズ取締役の石橋知博氏は、「これまで、『天気の世界を変えてやろう』、と思ってやってきました。2004年にスタートした(ユーザーに現在の天気の様子をレポートしてもらう)ウェザーレポートのしくみから9年。iモードも最初からなので1999年2月から、もう14年ほどやっていることになります。天気予報の最先端としてあんなことができる、スマートフォンになったからこんなこともできる──そうして突っ走っているつもりでしたが、機能としては複雑になっていき、クールなデザインを追求するためにいろいろなものを削り、操作性も長押しして何かをする……など、世代によっては分かりにくいものになってしまった」と背景を説明する。

らくらくウェザーニュースの画面。並び変えや情報の追加もできる
らくらくウェザーニュースの画面。並び変えや情報の追加もできる

 同社のアプリ開発スタッフは、20代後半から30代が多いという。フィーチャーフォン端末の減少から、開発スタッフの親世代もスマートフォンに変わってきているが、「気づいたら自分の親世代におすすめするアプリとしては難しいものになっていた」と話す。同様に、長くサービスを続ける中で、ユーザーの世代が上がってきた背景もあるようだ。

 「フィーチャーフォンの会員には50代、60代以上という方もたくさんいて、そういう方がスマートフォンに変えたときに分からなくなってしまうのです。縦スクロールでツリー構造、あの感覚と今のアプリは全然違う。せっかくお金を払って会員になってくれたにもかかわらず、スマートフォンにしたらそれに対するメニューがないのもいかがなものかと。予報の精度は日本で最高のものですし、スマホならではのさらに簡単なものを提供しようと思った」(石橋氏)

 ユーザーインターフェースについて、取締役の森田清輝氏は「あえて堅い感じにしている」と話す。なるべく階層を深くせず、縦スクロールで見られる。「戻るボタン」も必ず大きく付いている。「アイコンもクールにしようと思えばできるが、それよりも見やすく大きくがコンセプト」(森田氏)

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