Motorola Mobilityの次期スマートフォン「Moto X」が、Googleの会長であるEric Schmidt氏によって一瞬ながら公の場に姿を現した。
Schmidt氏は先ごろ、投資会社Allen & Company主催のメディアカンファレンスSun Valley Conferenceで、Motorolaの次期端末を使っているところを目撃された。
さらに、この端末の背面だとされる写真も登場し、中国のマイクロブログサイトSina Weibo(新浪微博、閲覧には登録が必要)に掲載された。技術系ウェブサイトのPocket-lintがこの写真を取り上げて記事にしている。
Moto Xは、Googleの新体制下で開発される一連の端末の第一弾になると予想されている。同端末は大幅なカスタマイズが可能になると見られており、顧客はバックカバーやカラーを選べる。Pocket-lintの写真にはマットブラックのソフトカバーが写っており、カバー自体も丸みを帯びている。中央にはカメラのレンズがあり、その下にはフラッシュとMotorolaのロゴが見える。
Motorolaは「Android」市場でいささかなりとも存在感を取り戻そうと取り組んでおり、Googleからも相応の支援が受けられるものと見られている。現在のところ、Android市場では今なおサムスン電子が「GALAXY」シリーズで支配的な地位を占めている。
Moto Xに加えて、多くの新型「DROID」端末が、2013年中にVerizon Wirelessから発売されると予想されている。
今回流出した写真について、Motorolaはコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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