33回の宇宙ミッションを経験した米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「Atlantis」が新居に移った。Atlantisはケネディ宇宙センターのビジターコンプレックス(見学施設)に新設された1億ドル規模の展示場の呼び物の1つだ。同施設の見学者は宇宙体験に夢中になることだろう。
Atlantisの展示場は米国時間6月29日にオープンしており、NASAの歴史のほか、宇宙飛行士やフライトエンジニアの体験が60のインタラクティブディスプレイで紹介されている。それらのディスプレイでは、発射や軌道から宇宙ステーションの組み立て方まで、さまざまな話題が取り上げられている。
しかし展示場の主役はAtlantisだ。見学者は、世界で最初の再使用型宇宙船の1つであるAtlantisを至近距離で、あらゆる角度から見ることができる。collectSPACE.comのRobert Z. Pearlman氏は先頃、華々しいオープンの前に行われた先行公開に参加し、展示場を見学した。
提供:collectSPACE.com/Robert Z. Pearlman