Appleがセットトップボックス(STB)への取り組みを強化する一方で、Microsoftはかつて「WebTV」として知られていた「MSN TV」サービスの提供を終了する予定だ。
Microsoftが会員への電子メールと同社サイトに掲載したFAQの中で明かしたところによると、テレビセット経由でインターネットアクセスを提供する最初の試みの1つだった先駆者的な同サービスは、米国時間9月30日をもって終了する予定だという。ウェブ起業家のSteve Perlman氏が1996年に創設したWebTVは1997年、Microsoftによって4億2500万ドルで買収された。
WebTVはワイヤレスキーボード経由でテレビベースの電子メールとウェブブラウジングを提供したが、顧客の支持を得るのに苦労した。Microsoftは2001年、同サービスをMSN TVとしてリブランドし、「MSN Messenger」や「MSN Hotmail」などの製品との統合を加速させた。
Microsoftは新しいMSNオンラインサービスへのWebTVの無料提供まで行ったが、WebTVは同様にインターネットアクセスを提供する「Xbox」ゲーム機への取り組みほど重視されず、脇に追いやられることが多かった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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