マイクロソフト、「MSN TV」サービスを9月30日に終了へ

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年07月08日 10時10分

 Appleがセットトップボックス(STB)への取り組みを強化する一方で、Microsoftはかつて「WebTV」として知られていた「MSN TV」サービスの提供を終了する予定だ。

 Microsoftが会員への電子メールと同社サイトに掲載したFAQの中で明かしたところによると、テレビセット経由でインターネットアクセスを提供する最初の試みの1つだった先駆者的な同サービスは、米国時間9月30日をもって終了する予定だという。ウェブ起業家のSteve Perlman氏が1996年に創設したWebTVは1997年、Microsoftによって4億2500万ドルで買収された。

 WebTVはワイヤレスキーボード経由でテレビベースの電子メールとウェブブラウジングを提供したが、顧客の支持を得るのに苦労した。Microsoftは2001年、同サービスをMSN TVとしてリブランドし、「MSN Messenger」や「MSN Hotmail」などの製品との統合を加速させた。

 Microsoftは新しいMSNオンラインサービスへのWebTVの無料提供まで行ったが、WebTVは同様にインターネットアクセスを提供する「Xbox」ゲーム機への取り組みほど重視されず、脇に追いやられることが多かった。

提供:Microsoft
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]