Motorola Mobilityから発売予定の謎に包まれた新しいスマートフォン「Moto X」について、その詳細がいくつか追加で明らかになったようだ。
ABC Newsが米国時間7月3日に報じたところによると、この新端末ではユーザーが本体の背面と外枠の色を選べるようになるようだ。この報道では匿名の情報筋の話を引用し、背面カバーには名前またはメッセージを刻印可能なほか、画面の壁紙として使用する写真をアップロードできるとしている。
また、Moto XにはGoogleの「Android」オペレーティングシステムの最新バージョン「Android 4.2.2」(開発コード名「Jelly Bean」)が搭載されるようだが、MotorolaがGoogleの傘下にあることを考えれば、これは当然と言えるだろう。今回の記事によると、Verizon Wirelessなど複数のキャリアがこのスマートフォンを試験中だという。また、The Vergeによれば、Moto Xはこれまでフラッグシップ機としてVerizonから発売されていた「DROID」シリーズの次期モデルにはならないようだ。
米CNETはこの件についてMotorolaにコメントを求めたが、この記事の執筆時点で回答は得られていない。また、Verizonはコメントを拒否している。
Motorolaは3日、この報道が出る前にMoto Xに関してメールアドレスの登録ページを立ち上げている。このページには、ユーザーが自分のスマートフォンをデザインできることをほのめかす以外の情報はほとんどない。また、この登録ページ立ち上げ前には、この端末の組み立てが米国で行われることをうたった広告が、複数の主要紙に掲載されている。
Motorolaによれば、同社はこのスマートフォンを製造するテキサス州フォートワースの施設で、2000名を超える従業員を新しく雇用する予定だという。米国内を製造拠点とすることで、注文から数日以内に顧客の手に届けることが可能になるとABC Newsは報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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