PCはカスタマイズが可能だ。自動車もある程度まではカスタマイズできる。そして今、スマートフォンがこれまでよりも格段にパーソナライズされようとしているらしい。
GoogleのMotorola部門は今週、スマートフォン「Moto X」の宣伝を開始する予定だ。Ad Ageに掲載された広告のキャッチフレーズは、「米国で設計され、構築され、組み立てられた初めてのスマートフォンが登場」となっている。
しかし、7月4日(独立記念日)に向けた愛国心あふれるいかにもアメリカらしい宣伝文句よりも興味深いのは、Moto Xが「ユーザーが自分で設計できる」初めてのスマートフォンであるという点だ。Motorolaは、そのモバイルエクスペリエンスについて、高度にパーソナライズされており、実際の端末もそれに相応するものになっているはずだと主張している。
最も明らかなのは、Moto Xが5~6色という多様なカラーで提供されるだろうということだ。おそらくMotorolaは、メモリやチップの仕様をユーザーが選択できるようにするつもりだろう。
当然ながら、ここでの大きな疑問は、どれだけのパーソナライズが可能になるのかということだ。Google Motorolaの広告からは、カスタマイズが何らかの競争上の優位点であるように聞こえる。Moto Xがその広告キャンペーン通りであるとすれば、おそらくサプライチェーンと製造が再び問題となる可能性がある。
Ad Ageが指摘しているように、MotorolaはMoto Xのどの機能がカスタマイズ可能であるのかについては触れていない。Motorolaがこのアメリカらしいパーソナライズ開始広告どおりの製品を提供できるとすれば、この動きは興味深いものになる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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