comScoreの新たな調査結果によると、米国スマートフォン市場の上位の顔ぶれは以前より固定化されてきており、それは下位の企業にとって良い知らせではないという。
comScoreによる最新の「MobiLens」報告書によると、5月末までの3カ月の間に主要なスマートフォンメーカーおよびモバイルOSの順位に変動はなかったが、いずれのカテゴリでも上位2位がシェアを拡大させた一方で、3~5位はすべてシェアを縮小させた。
米国におけるスマートフォン契約者数で首位のスマートフォンメーカーはAppleで、前期比0.3ポイント増のシェア39.2%を獲得した。2位は同1.7ポイント増のシェア23%を獲得したサムスンだった。
一方、3~5位のHTC、Motorola、LGはいずれもシェアが低下した。
過去2年間と同様、OSの上位はすべて順位を維持している。Googleの「Android」とAppleの「iOS」がそれぞれ1位と2位にとどまり、いずれもシェアが拡大している。Blackberry、Microsoft、SymbianのOSはいずれも縮小した。
全体では、より多くの米国人がモバイルの選択肢としてスマートフォンを選択するようになった。直近3カ月では、1億4100万人が米国でスマートフォンを所有しており、モバイル市場浸透率は59%となっている。
この最新調査が対象とする期間中、「Blackberry Z10」が発売され、その1カ月後にはサムスンの「GALAXY S4」、さらに「HTC One」も発売されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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