アップル「WWDC 2013」、開幕直前--うわさと期待の製品を最終チェック - (page 2)

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年06月10日 07時35分
  • ジェスチャーの増加--同じく9to5Macの報道において、Appleは、基本的な情報にジェスチャーでアクセスするためのさらなる方法を検討していると伝えられている。これは、1本指のスワイプでNotification Centerを開いたり、「iPad」上において4本指のスワイプでマルチタスクメニューを呼び出したりするのに現在使われている方法と似ているという。
  • 共有ツールの増加--これも9to5Macの報道だが、Appleは、OS Xに搭載のファイル共有サービス「AirDrop」をiOSに追加する計画だと伝えられている。これにより、ユーザーは、同じWi-Fiネットワーク内にいる他のユーザーとファイルを交換できるようになるという。また同ブログはさらに、FlickrVimeoにメディアを送るためのシステムレベルでの統合が組み込まれるとも伝えている。
  • 米Yahoo関連の強化--The Wall Street Journalによる4月の報道は、AppleのデバイスにYahooのコンテンツとサービスをさらに提供するため、両社が協力していると伝えた。これには、Yahooのスポーツおよびニュースサイトからのさらなるコンテンツ提供が含まれているという。

 「OS X 10.9」もWWDCで披露されるとみられている。これはAppleの「Mac」向けOSだ。2012年の今頃、Appleは、「10.8」を開発者向けプレビュー版として既に発表していたが、これはすべて、同ソフトウェアを夏にはリリースできるようにするためだった。今回は何が期待されるかという点について、うわさが極めて少なく、主要な詳細のほぼすべてが9to5Macによる4月の報道に基づいている。

  • 「Finder」へのタブの追加--まれにしかアップデートされてこなかったファイルブラウザにタブが追加されると言われている。これにより、デスクトップのいたるところで多数のウィンドウが開きっぱなしになっているという、長年にわたる問題が解決される。

  • 提供:Apple
  • 「Siri」と「Maps」の統合--OS Xの過去2バージョンにおける最大のブレークスルーは、iOSの機能を同社のコンピュータに持ち込んだことだ。そして、同様のことがさらに予測される。Appleは音声入力ツールをMountain Lionに追加しており、さらなる追加が期待される。9to5Macは11月、AppleがSiriの完全版を同OS Xの初期ビルドでテストしていると伝えた。同じ記事では、Appleが独自の地図機能を統合する計画であることも示唆されていた。
  • 機能するフルスクリーンアプリケーション--フルスクリーンアプリケーションはMountain Lionでの重要な新機能だった。しかしAppleは、マルチモニタを使用した場合の動作について、上手く対処できていなかった。これも新バージョンで修正されると言われている。このことは、AppleでiOSおよびOS Xソフトウェアの責任者を務める人物が、10月に顧客向けの電子メールで示唆している。
  • 新たなマルチタスク機能--マルチタスクは、Macに非常に古くからある基本機能だが、バッテリ持続時間や処理能力を向上させるために、いくつか目立たない部分での変更が加えられると言われている。派手さはないが、もし本当なら重要なことだ。

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