ボーズは、ユーザー参加型イベント「Bose IMPACT 2013」を東京・渋谷のヒカリエで開催した。同社初のインイヤー型ノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort 20」と、手のひらサイズのBluetoothスピーカ「SoundLink Mini」をいち早くユーザーに披露した。
Bose IMPACT 2013は、5月にイベント参加者をウェブサイト上から募集。その際イベントの詳細については明らかにされておらず、「当日でしか得られない衝撃の体験ができる」とのみ記されていた。参加者は先着660人と告知していたものの、予想を上回る応募があり、急遽参加人数を増員。当日は募集のほぼ倍となる1287人が来場した。
会場内は、キャットウォークを設けたステージを中心に、両サイドに黒い布がかけられた展示スペースを設置。会場内の音響はボーズの「RoomMatch」を使用し、均一で迫力ある音響でイベントをサポートした。
イベント開始直後にはSOIL&“PIMP”SESSIONSのライブが行われ会場を盛り上げた。その後登場した代表取締役社長の挽野元氏は「今まで登場している、そのどれとも違うヘッドホン」と、QuietComfort 20を紹介。ノイズキャンセリング精度の高さと、ボタンひとつでノイズキャンセリングをオフにできる新機能「Awareモード」などの特長を説明した。
製品紹介では、来場者の中から一人が選ばれ、ステージ上でQuietComfort 20を試聴。会場内に騒音が流され、ヘッドホンを外してからはじめて騒音の大きさに驚くといったデモンストレーションも行われた。イベント後半には、もう一つの新製品である手のひらサイズの「SoundLink Mini」が登場。スーツの内ポケットから取り出して紹介することで、重量約655gのコンパクトボディを意識づけた。
イベント終了後は、発売前の製品を直接試聴、触れることができる展示スペースを開放。多くの来場者が列を作り、いち早く新製品を体感していた。
挽野氏は今回のイベント開催に対し「ボーズでは、スピーカシステムやホームシアターなど多くの製品を発売している。今回はノイズキャンセリングヘッドホン、Bluetoothスピーカは、そういった今までのボーズファンに加えて、ご家族にも使っていただける製品。お子様などにも浸透するような製品を広げたいという思いで、今回のイベントを開催した。ボーズが目指すのは、お客様に本当にいい音を体験してもらうこと。ぜひ新製品を体感してほしい」とコメントした。
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