Appleがロシアで「iWatch」ブランドの商標を出願したと、同国での新たな報道が伝えている。
ロシアのIzvestia紙は現地時間6月5日、Appleが同国の特許商標当局であるRospatentに、この商標を出願したと報じた。当然ながら、このニュースはかなり以前からうわさされてきたiWatchがいつ発表に至るのかについて、憶測をさらに巻き起こすことになった。
一方、Appleはウェアラブルウォッチを発表することを認めていない。しかし、過去数カ月にわたる多くの報道では、同社が実際にそのようなデバイスに取り組んでおり、それがiWatchとして知られることになるだろうと示唆している。Appleがこの名称で商標を出願したかもしれないことで、これが発表される可能性が高まったと考える人もいるだろう。
ただし、注意すべきなのは、Appleが他のすべての大企業と同じく、ブランドの商標を頻繁に出願しているという点だ。その名称を使う製品を発表することになった場合に自社を守るためだ。また、ブランドの商標が出願されるのは、関連する製品が実際に発表される何年も前となることもあると指摘しておく必要がある。
つまり、Appleの商標出願はiWatchが間もなく登場することを意味しているのかもしれないし、あるいは何の意味も持たないのかもしれないということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス