アップル「iWatch」、2014年後半に登場か--生体認証機能搭載とのアナリスト予測も

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年05月28日 09時22分

 うわさされているAppleの腕時計型ウェアラブルデバイスを心待ちにしている消費者もいるだろうが、同デバイスは2014年まで登場しない可能性がある。

 そう述べているのは、KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏である。Appleは「iOS 7」での「iOS」の刷新に取り組んでいることから、そのデバイス向けのバージョンのiOSを開発するための「十分なリソースがない可能性がある」と同氏は述べた。

 AppleInsiderMacRumorsで引用されている、投資家らに向けたメモの中でKuo氏は、ウェアラブルデバイスを構成するコンポーネントは成熟した状態になく、製造は2014年後半にずれ込む可能性があると付け加えている。また同氏は、Appleが1.5〜2インチの画面を搭載し、おそらくは3億5600万ドルで買収したAuthenTecの技術を用いて生体認証を採用する見込みであるとも述べている。

 Appleがウェアラブルデバイスに関心を示しているといううわさが最初に過熱したのは、同社が腕時計に似たデバイスを「実験」しているとThe New York Timesが報じた2月のことだった。続いてBloombergが、Appleが約100人規模のチームによってこのデバイスを開発していると報じた。それ以来、Appleがその概念に取り組んでいることを示唆する新しい特許が発見されたり、サムスンGoogleMicrosoftといった企業による競合製品のうわさが流れたりした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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