サムスンは米国時間5月20日、解像度とピクセル密度で類似のディスプレイを上回る、新しい液晶ディスプレイを披露する予定だと述べた。
ノートPCを対象とした13.3インチでWQXGA+のこの液晶ディスプレイは、解像度が3200×1800ピクセル、ピクセル密度が276ppiとなる見込みである。Appleの13.3インチのRetina対応の「MacBook Pro」に搭載されているディスプレイは、解像度が2560×1600ピクセル、ピクセル密度が227ppiであるため、それを上回る性能を誇る。
この新しいディスプレイは、Society for Information Display(SID)主催の年次展示会「Display Week 2013」で披露される予定。ディスプレイ製品が展示される同イベントは19日より、カナダのバンクーバーで開催されている。
その他に、10.1インチでWQXGA、2560×1600ピクセルのタブレット向け液晶ディスプレイも披露される予定だ。サムスンは、回路数の削減と、LEDバックライトユニットの効率改善によって、どちらのディスプレイも、現行のタブレットディスプレイと比べて節電率が30%増加するはずだと述べている。
Display Week 2013で展示されるその他のサムスン製品としては、10ポイントの同時タッチを検出可能な23インチのマルチタッチ対応液晶ディスプレイ、1920×1080ピクセルで4.99インチの携帯端末向けAMOLEDディスプレイ、85インチで3840×2160ピクセルのUltra HD液晶テレビパネルがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手