「iPhone」は将来、背景に完全に溶け込んで、事実上目に見えないボタンや操作用装置を備えるようになるかもしれない。
米特許商標庁(USPTO)が米国時間5月7日にAppleに付与した「Disappearing button or slider(消えるボタンやスライダー)」と称する特許では、iPhoneなどのデバイスのさまざまな操作用装置が普段は隠れた状態を保ち、必要なときのみ完全に目に見える状態になる仕組みが説明されている。
ボタンは携帯電話の本体と同じ素材で作られるため、継ぎ目なく溶け込む。しかし、ボタンは小さな穴を通して選択的にバックライトで照らすことができるので、ユーザーはその位置を視認できる。あるいは、そのボタンをタップして、バックライト自体を作動させることも可能だ。ボタンは、ユーザーの指の動きを感知したとき、あるいは熱や音を検出したときに作動することもできる。
スライダーも同じ原理で機能する。つまり、通常は目に見えない状態を保ち、作動した場合のみ目に見えるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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