国内の報道によると、次期「iPhone」の少なくとも1つの主要コンポーネントの製造が6月に開始する予定だという。
主要な業界紙である日刊工業新聞は、シャープが三重県にある同社の亀山工場で、iPhoneの「次期」モデルのディスプレイ「パネル」量産を6月に開始する予定だと報じている。
シャープの亀山工場はこれまで稼働率の低い状態にあったが、次期iPhoneディスプレイの製造によって「フル生産」状態になる見込みだという。
同紙は、次期iPhone(「iPhone 5S」と名付けられるとうわさされている)の液晶パネルの仕様は、現行モデルに「近い」としている。
アナリストらが、Appleは第3四半期までにiPhoneの次期モデルをリリースする必要があると厳しく警告している一方、iPhone 5Sには遅れが生じる見込みだとうわさされている。
今回の記事は、これが事実であることを示唆している可能性がある。
シャープの他に、LG Displayとジャパンディスプレイがパネルを生産する予定だ。ジャパンディスプレイは、ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズの元ディスプレイ事業を統合した企業だ。今回の記事では、LG Displayとジャパンディスプレイの製造スケジュールについては触れられていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」