Appleは2012年、旧モデルより画面が大きい「iPhone 5」を発売したが、あるアナリストによると、同社にとってスマートフォンの大画面化はこれで終わりではないようだ。
JefferiesのアナリストであるPeter Misek氏は先ごろ、投資家宛ての短信の中で、Appleの「iPhone 6」は画面がさらに大型化されて2014年に発売されるとの見解を示した。この短信の写しを入手したカナダのFinancial Postの記事によると、Misek氏は画面サイズが具体的にどの程度大きくなるのかについては触れなかったが、2013年内に発売されるとみられる「iPhone 5S」では現行端末と同じ4インチのディスプレイが搭載されると述べているという。
Appleが画面を大型化した「iPhone」の発売を検討するというのは理にかなっているだろう。同社の主要な競合相手であるサムスンは5インチのディスプレイを搭載した「GALAXY S4」を発売しており、この画面サイズはiPhone 5との大きな違いとなっている。
とはいえ、顧客は大画面化されたiPhone 6の発売を、2014年夏まで待つ必要があるだろうとMisek氏は述べている。今後数カ月以内に発売されると同氏が考えているiPhone 5Sでは、プロセッサの強化やカメラの改良、ブラックとホワイトしかない現行モデルからカラーの選択肢を増やすことで顧客を引き付けようとするとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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