Microsoft幹部は米国時間5月6日、同社の「Windows 8」ライセンス販売本数が1億本を突破したことを明らかにした。この数字は、同社が「Windows 7」発売後の最初の6カ月間で販売した同OSのライセンス本数とほぼ同じだ。
(Windows 8と「Windows RT」は2012年10月26日に発売された。したがって、厳密に言えば、発売から6カ月後の日付は今から11日前の4月26日になる)
Microsoftの「Windows」クライアントチーム担当最高財務責任者(CFO)であるTami Reller氏は、「もしもっと多くのタッチデバイスが発売されていたら、ライセンス販売本数はさらに増えていただろう」と述べた。とはいえ、「実売数は一貫して増え続けている」とReller氏は付け加えた。
Microsoftの「ライセンス販売」本数とは「セルイン」の本数である。つまり、これらの数字にはOEMへのライセンス販売やWindows 8へのアップグレードも含まれる。ボリュームライセンス契約を通して販売されるWindows 8のコピーは含まれない。「ライセンス販売」本数にWindows RTのライセンス本数が含まれるかどうかは不明だ(Microsoft関係者はそれを明かそうとしない)。
新バージョンのWindowsを搭載したPCが生産ラインから出てきた瞬間に、「ライセンスが売れた」と見なされる、とReller氏は説明した。
Microsoftの「ライセンス販売」本数はOS利用シェアのデータとは全く異なるものだ、ということは繰り返し述べておく価値がある。さまざまな企業が集計した利用統計データによると、Windows 8は現在、利用シェアという点でWindows 7と「Windows XP」の両方に依然として大きく水をあけられている。Microsoft関係者はWindows 8の利用シェアに関するデータの提供を控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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