Facebook Homeを取り払ってしまえば、その下にある、十分に競争力を持っている「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)のプラットフォームを利用できる。実際、Facebook Homeをメニューから無効にすると、HTC Senseのオーバーレイも取り払われ、通常のJelly Beanのロック画面が現れる。
Google Nowも利用できる。表示させるには、中央のタッチボタンを長押しすればよい。また、最近使用したアプリのリストを表示させるには、丸印になっている真ん中の操作ボタンをダブルタップすればよい。
設定も、Googleの通知が表示されるプルダウン表示エリアとアプリドロワーから利用できるし、NFC、Bluetooth 4.0、「Android Beam」などの機能も使える。また、HTC Firstを8つまでのデバイスで利用できるモバイル無線ルータとして使用することもできる。
さらに、Google Playを使えば必要なアプリを入手できるし、Facebook Homeの使用の有無にかかわらず、Googleアカウントには利用情報が記録される。
わかったことは、このスマートフォンには写真を撮る方法が2つあり、これが少し混乱を呼ぶ場合があるということだ。通常のカメラアプリも入っており、これはアプリショートカットトレイから使うことができる。また、Facebook用の写真アップロードツールが別にあり、こちらは特定の状況でだけ利用することをお勧めする。
まず通常のカメラについて説明しよう。HTC Firstには通常のAndroidが入っているため、カメラアプリもAndroid付属の普通のものだ。このアプリにはパノラマモードもあるし、フラッシュの制御、ホワイトバランスの設定、露出、いくつかのシーンフィルタなどの基本的な設定を行うこともできる。このシーンモードには、アクション、夜間、夕方、「パーティ」が含まれる。また、4倍の光学ズームもある。デフォルトでは5メガピクセルの画像を撮影するようになっているが、この解像度もQVGAまで下げることができる。
動画の設定も写真の場合とほぼ同じだが、顔に対する不思議なエフェクト(目を大きくしたり、口を小さくするなど)と、3種類の背景画像が追加されている。HTC Firstでは、1080pのHD動画を撮影でき、720pのHDを再生できる。
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