グーグル、「Compute Engine」をアップデート--機能強化や値下げを実施

Rachel King (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年04月05日 11時23分

 Googleは米国時間4月4日、同社の「Compute Engine」仮想マシンに若干の改良を加え、より多くのユーザーが同クラウドサービスをより簡単に利用できるようになった。

 「Google Cloud Platform」チームのソフトウェアマネージャーであるMarc Cohen氏はブログ投稿で、4日のアップデートは基本的にコスト削減と機能強化、より多くの顧客へのアクセス提供の3つに要約されるとしている。

 Cohen氏は、Scalrの創設者であるSebastian Stadil氏が先頃GigaOmで発表したレビュー記事も引き合いに出した。Stadil氏は同記事の中で、競合サービスと比較したCompute Engineの速度を強調している。

 4日より、Googleの「Gold Support」パッケージを契約したすべての顧客が、このIaaS(Infrastructure as a Service)型サービスを利用できるようになった。Gold Supportは、同社の4段階のクラウド顧客サポートの中で上から2番目に相当する。

 さらに、GoogleはCompute Engineの利用料金を全面的に4%値下げした。

 「Google Developers」ブログでは、多くの新機能が詳しく説明されている。重要な機能としては、刷新された管理者ダッシュボード、欧州で新たにサポートされるようになった2つのゾーン、16の新しいインスタンスタイプを含む5つの新しいインスタンスタイプファミリが挙げられる。


Compute Engineの新たな管理者ダッシュボード
提供:The Google Developers Blog

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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