Googleは米国時間4月4日、同社の「Compute Engine」仮想マシンに若干の改良を加え、より多くのユーザーが同クラウドサービスをより簡単に利用できるようになった。
「Google Cloud Platform」チームのソフトウェアマネージャーであるMarc Cohen氏はブログ投稿で、4日のアップデートは基本的にコスト削減と機能強化、より多くの顧客へのアクセス提供の3つに要約されるとしている。
Cohen氏は、Scalrの創設者であるSebastian Stadil氏が先頃GigaOmで発表したレビュー記事も引き合いに出した。Stadil氏は同記事の中で、競合サービスと比較したCompute Engineの速度を強調している。
4日より、Googleの「Gold Support」パッケージを契約したすべての顧客が、このIaaS(Infrastructure as a Service)型サービスを利用できるようになった。Gold Supportは、同社の4段階のクラウド顧客サポートの中で上から2番目に相当する。
さらに、GoogleはCompute Engineの利用料金を全面的に4%値下げした。
「Google Developers」ブログでは、多くの新機能が詳しく説明されている。重要な機能としては、刷新された管理者ダッシュボード、欧州で新たにサポートされるようになった2つのゾーン、16の新しいインスタンスタイプを含む5つの新しいインスタンスタイプファミリが挙げられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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