Appleが夏にリリースした最後の「iPhone」は、2010年の「iPhone 4」だった。同社は今、そのリリーススケジュールに戻そうとしているかもしれない。The Wall Street Journal(WSJ)は、同社の主力製品であるiPhoneの次期バージョンが「夏にリリース」される可能性があると報じている。
iPhoneの次期バージョンは、現行iPhoneと「サイズと形状が似ている」ものになるとされている。WSJは、同社が引き続き廉価版に取り組んでおり、そのような端末が2013年後半に発売される可能性があるとも報じている。
Appleは、直近の2機種のiPhoneで秋にリリースというスケジュールを採用した。最新版である「iPhone 5」は2012年9月のイベントで発表され、その1カ月後に発売された。その前の「iPhone 4S」は2011年10月に発表および発売されている。
夏にリリースとなれば、Appleは年次開発者会議WWDCで同端末を発表する可能性がある。WWDCの日程はまだ発表されていないが、通常は6月初旬に開催される。しかしここで1つ、この推理を複雑にする要素がある。つまり、Appleは「iOS」の新しいバージョンごとに、数カ月間にわたって開発者らによるベータテストを実施しているが、「iOS」の新しいバージョンは過去において、iPhoneのリリース時期に合わせて登場していたということである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」