Appleが1年半近く前にリリースした「iMessage」サービスに脆弱性があり、大量のメッセージまたは長すぎるメッセージを使用する攻撃を受けると、アプリケーションが不安定になることが明らかになった。
The Next Webの記事によると、一部の開発者が、上記の操作の1つ、つまり数千件にも及ぶメッセージの送信による攻撃を受けたことに気付いたという。
攻撃者は、海賊版の「iOS」ソフトウェアに関与しており、Appleのメッセージングサービスを介して別のユーザーにメッセージを送信するために必要な何らかの基本情報を取得したと思われると、The Next Webは報じている。また、この人物(またはグループ)は、攻撃元を突き止めたり今後の攻撃を遮断したりすることを難しくするために、使い捨ての電子メールアカウントを使用しているという。
iMessageは、iOS端末間および「Mac」間で使用されるApple専有のメッセージングプラットフォームだ。iOS端末では、テキストメッセージの代わりに使用することができる。同機能は「iOS 5」に追加されるとともに、「Mac OS X」のバージョン10.8(開発コード名「Mountain Lion」)の「Messages」アプリ内に追加されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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