中国のアニメーション映画製作会社が、作品を許可なく「iTunes Store」で販売されたと主張してAppleを提訴した。
The Hollywood ReporterがSouth China Morning Postの記事を引用して伝えたところによると、中国政府の支援を受けている上海美術映画製作所が50万ドル以上の損害賠償を求めてAppleを提訴したという。同製作所は、Appleが「Calabash Brothers」や「Black Cat Detective」など110作品以上の映画を無断でiTunes Storeで販売したと主張している。
Appleは中国で多くの問題に直面している。同社は2012年、中国での「iPad」の商標をめぐるProviewとの訴訟で、和解金として6000万ドルを支払う羽目になった。「Snow Leopard」の商標や「Siri」の使用に対してAppleを提訴した中国企業もある。
The Hollywood Reporterによると、今回の件について上海美術映画製作所は多くを語らず、「補償してもらえれば済む訴訟にすぎない」とだけ述べているという。
米CNETはAppleにコメントを求めているが、現時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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