アップルの「Safari」、モバイルブラウザ市場でシェアが低下

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月04日 11時05分

 Appleの「Safari」はモバイルブラウザ市場で圧倒的優位を保っているものの、競合ブラウザにシェアを奪われつつある。

 ウェブ調査会社Net Applicationsが2013年2月に実施した調査によると、Safariはモバイルブラウザのトラフィックで55.4%のシェアを獲得したという。これは、同ブラウザのシェアが1月に61%、2012年7月には66%であったことからすると、大きな落ち込みだと言える。


提供:Net Applications

 同時に、従来の「Android」機器に組み込まれているAndroidブラウザは、2月のモバイルブラウザのトラフィックで22.8%のシェアを獲得した。2012年の10月および11月のシェアは、この値よりも高かったものの、同ブラウザは長期的に見ればシェアを伸ばしてきている。

 また「Opera Mini」も、1月には9.84%にまでシェアを落としていたもものの、2月には12.72%にまで回復しており、2012年3月以来最高の値を記録している。一方、「Google Chrome」は2月、1月の2.02%からシェアをわずかに低下させ、1.96%となっている。それでも、Google Chromeのシェアは長期的に見れば伸びを示している。

 モバイル版の「Internet Explorer」は2月に1.58%を記録し、過去数カ月間にわたって着実にシェアを伸ばしてきている。

 Net Applicationsのデータは、4万以上のウェブサイトに対する月間1億6000万以上の訪問数に基づいている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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