Adobeの「Flash」テクノロジのパッチが先頃公開されたことを受けて、Appleは同社の「Safari」ウェブブラウザのセキュリティを強化した。
米国時間2月28日に公開されたアップデートの一環として、「OS X」は脆弱性のある旧バージョンのFlashをブロックするようになった。これにより、Flashベースのコンテンツを閲覧したいユーザーは、最新バージョンへのアップデートを余儀なくされる。Appleは同社の「XProtect」マルウェアスキャナを利用している。XProtectはMac OS Xに組み込まれており、既知のマルウェアの検出および隔離を行うことができる。
今回の動きの約1カ月前、Appleはセキュリティへの懸念から、Oracleが所有する「Java」の旧バージョンをOS Xでブロックし始めた。この問題は、もう少し複雑であることが分かった。Appleは2週間前、同社もJavaの脆弱性を悪用する組織的なハッキング攻撃の標的になったが、同社の顧客は攻撃の標的にはならなかった、と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」