Firefoxは近々、サードパーティーの広告クッキーをデフォルトでブロックし、広告ネットワークがユーザーのブラウザ活動を追跡するのを防止する施策を実施する予定だ。
広告業者は、より精度の高いターゲット広告を配信するため、クッキーを使ってユーザーのウェブ活動を追跡する。新しいパッチは、ユーザーが頻繁に訪れるサイトからのクッキーは許可するが、ユーザーが訪れたことのないサードパーティーサイトからのクッキーはブロックする。
Firefoxユーザーには、クッキーを手動で無効にする機能が古くから提供されていたが、このパッチを適用すると、同ブラウザがその作業を自動的に行うようになる。スタンフォード大学の研究者であるJonathan Mayer氏が提供したこのパッチは米国時間4月5日、「Firefox 22」でリリースされる予定だ。
この動きは決して革命的なものではない。Googleの「Chrome」とMicrosoftの「Internet Explorer」はサードパーティーのクッキーを許可しているのに対し、Appleの「Safari」は許可していない。
Mayer氏は2月22日のブログ投稿の中で、「簡潔に言うと、新しいFirefoxのポリシーは、Safariのポリシーを若干緩やかにしたバージョンだ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パランティアが打ちだしたDX支援のかたち
従量課金制データプラットフォームの魅力
ガスサービスのIoT化で労働力不足を補い
安心安全な暮らしをサポート
戦略的アライアンス検討の真の狙い
点ではなく全方位の連携を目指す
メタバースとリアルを融合させた店舗で
顧客体験の向上を目指す