グーグル、「Chrome」から取り入れた新しいナビゲーションデザインをテスト中

Casey Newton (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年03月01日 13時09分

 Googleは、新しいバージョンのホームページをテストしていると述べた。このバージョンでは、過去2年間にわたり同社サービスの上部に表示され、論議を呼んでいるナビゲーションバーがない。

 現在テスト中のバージョンでは、「Gmail」「Google Maps」「YouTube」などへのリンクを表示させるには、「Chrome」OSから取り入れたグリッドアイコンをクリックしなければならない。Google Operating Systemブログが最初に発見したこのデザインは、まだテストの初期段階のようだ。スクリーンショットからは、検索ページからアクセスした場合でも、Google検索への余計なリンクがグリッドアイコンに含まれていることがわかる。


提供:Google Operating System

 テスト結果が良好な場合は、よく目に付く黒いナビゲーションバーがグリッドに置き換わる。このナビゲーションバーは2011年から使用され、同社のサイトナビゲーションツールとして機能してきた。ナビゲーションバーをめぐっては、デザインを気にするユーザーの間で評価が真っ二つに分かれていた。つまり、Google製品の外観に統一感を与えて好ましいと思う人がいれば、もっと改善できるはずだと考える人もいる。Googleは後者であり、過去にナビゲーションバーを取り止めたことがあるが、結局もとに戻すことになった。

 Googleは2011年11月、サービスのリストをGoogleロゴからドロップダウンするメニューに移行した。しかし一部のユーザーから、この移行によってサービスを見つけづらくなったという批判を受け、この実験を6週間後に中止した。

 新しいデザインも同様の批判を受けるかもしれない。全体の見栄えがすっきりするのと引き換えに、各種サービスが1つのアイコン下にまとめられているからだ。Googleは今年、これまでになくChrome OSに力を入れているため、同OSの要素が同社の他のサービスにますます取り入れられても驚くべきことではない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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