サムスンは、Appleと継続中の特許訴訟で、新たな負けを喫した。
東京地方裁判所は2月28日、データ伝送に関する特許をめぐる争いで、Apple製デバイスの販売差し止めを求めるサムスンの申し立てを退けた。
BusinessWeekによると、東京地裁は、問題となっている特許に関してサムスンがAppleと「誠実」に交渉しなかったため、損害賠償を請求する権利はないと判断したという。
サムスンの広報担当者はBusinessWeekに対し、同社は「この判決を残念に思っており、判決の内容を詳しく見直した後、知的所有権の保護に必要な措置を講じるつもりだ」と話した。
米CNETはサムスンとAppleにコメントを求めたが、本稿執筆時点では回答を得られていない。
同訴訟は、サムスンが2011年4月に主要な特許2件のAppleによる侵害を主張して日本で訴えを起こしたことに端を発する。
このサムスンによる攻撃は、Appleへの報復と見られていた。Appleは数週間前にスマートフォン「GALAXY S」「GALAXY S II」とタブレット「GALAXY Tab 7」の販売差し止めを求めていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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