Microsoftによる「Windows Surface」タブレットの展開が続いている。同社は米国時間2月28日、今後数カ月のうちに「Surface RT」を、日本、メキシコ、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、台湾を含む、複数の新しい市場で提供開始する予定だと発表した。
Surface RTは、「Microsoft Office RT」や「Internet Explorer 10」といった一部のデスクトップアプリケーションを実行可能だが、それ以外で動作するのはWindows Storeのアプリのみだ。32Gバイト版のSurface RTタブレットの価格は、米国において499ドルからとなっている。Microsoftは、新しい市場での価格については明らかにしていない。
またMicrosoftは、「Surface Pro」をオーストラリア、中国、フランス、ドイツ、香港、ニュージーランド、英国で発売する予定だと述べた。Microsoftは2月に入り、「Windows 8」の全機能を搭載し、既存のデスクトップアプリケーションに対応するSurface Proを米国とカナダでリリースしている。
Surfaceの展開は世界各地で拡大している。RT版は2012年10月に、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、香港、オーストラリア、中国で初めて発売された。2月14日には、新たにオーストリア、アイルランド、イタリア、スペイン、スウェーデン、スイスを含む欧州全域にわたる13カ国で発売されている。
Microsoftによると、上述のSurfaceの新たな市場への展開は、3月下旬以降段階的に開始される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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